新しい週が始まりましたね。
僕は昨日は普段通りに過ごしていました。
3月11日だからといって、
特別なことをしたくないという気持ちがあったからです。
晩ご飯にはカレーを作って食べました。
ルウを使わずにスパイスで。
そのあと金麦を一缶。
1年前の昨日、
僕は「ふるさとへ」という詩を書きました。
地震が来たのは、書き終わって外へ出たときでした。
3月の前半は個人的にいろいろあった時期だったので、
人間の心の底にある感情がついに地表に吹き出したかのような
気分になったのを覚えています。
やっぱり1年後の昨日も詩を書いていました。
僕はいつも忘れたように暮らしてしまうんですが、
本当は、毎日が誰かの記念日であり、
誰かの命日だし、誰かの誕生日ですよね。
そのことを心のかたわらにたずさえて
生きることが
日常をいとおしむことなのだと思います。
福島第一原発の爆発がもしなければ、あれがあったばっかりに、
という気持ちにもなります。
同時に、現在起きていることを現実だと受け入れなければいけない。
最近、笑顔で暮らしていることが本当に大事なんだなあと思っています。
笑顔がまわりに伝染するような人になりたいなあと思います。
暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒いです。
みなさま、お体にお気を付けてお過ごしくださいませ。

紹介が少し遅くなってしまったんですが、
「”一人デモバッヂ”あげますプロジェクト」に関する記事が、
沖縄八重山のフリーペーパー
「オオゴマダラ」36号に掲載されました。
以前インタビューを受けた田中社さんの記事を元に、
松本のプロジェクトへの思いがしっかりとまとめられていて、
一人デモバッヂを郵送するときの台紙に印刷している詩も、
どーんと掲載されています。
なんと見開き2ページです!

のんびりと生活を楽しみながらも、時には立ち止まって考えてみる。
「オオゴマダラ」は、そんな八重山の暮らし情報誌です。
八重山に行かれる際は、ぜひ探してみてください!
オオゴマダラ HP http://oogomadara.com/
最新号はこちら

柳津からバスで陸前戸倉へ。
海へとつながる道にはいった途端、
のどかな山あいの風景が一変しました。

そこにあったはずの町が根こそぎにされていました。
海岸まで一直線に続く、瓦礫で覆われた眺め。
お菓子の包み紙みたいにクシャクシャになった車が、
そこかしこに転がっています。
高台にあったたはずの駅は、丸ごと流され、
波打つようにゆがんだ線路に、コンクリートの壁が覆いかぶさっています。


ひとつの町が消えてしまった後の、太刀打ちのできない無力感と脱力と。
『復興』という言葉を、軽々しく口に出せなくなってしまうほどの、
圧倒的な破壊でした。僕はバスを降りました。





自分の目で被災地の現在を少しでも見ておきたい、という思いで来ましたが、
シャッターを押すのもためらわれる光景が広がっていました。
波によって作り出された広々とした空き地には、
いまでは草が生い茂っています。
ここにはもう人は住んでいない。
そして、まだどこかに埋まったままの人がいるかもしれない。
ボランティアをするわけでもない自分が、ここに来てよかったのだろうかと、
自己嫌悪のような気持ちさえ浮かんできます。
学校の校舎が残っていました。
体育館は、まるで原爆を落とされたように骨組みだけになっていました。
窓ガラスもサッシも流された教室の窓で、
ベージュのカーテンが風に揺れていました。
かつて運動場だったはずの場所には、見上げんばかりに積み上げられた瓦礫。



山の斜面に生えている木々が、中腹ほどまで立ち枯れています。
その高さまで津波が襲ったということなのでしょう。
足元にボールペンがひとつ落ちていました。
拾い上げることができませんでした。
3月11日が来るまでは、確かに人の手で使われていたはずの、
一本のボールペン。
文章や数字、ときには他愛ない落書きや大事な手紙を書いていたかもしれない、
今では壊れて傷だらけのボールペン。
それが過ごして来た時間と、それを使っていた人たちの日常、
すべてを押し流した津波。
そのすべてを自分のものにして、祈りのかわりに
ボールペンを手に取ることができるか、自信がありませんでした。
『がんばろう』という言葉を、僕は使うことができません。
それどころか、なにか言葉を掛けることができるとは思えなくなるほど、
この町を襲った出来事は想像を絶していて、
失われたものは取り返しがつかない。
けれど、本当に駅ひとつ、たったバス停ひとつ内陸に入り隣町へ行くだけで、
被害を探すことが難しくなるほど、場所によって被害は違います。
たった数キロでこれほど差があるのに、300キロも離れた東京で、
津波について、その被害について思いを共有することがいかに難しいか、
痛感しました。
言葉も意識も超えたところで、自然は存在しているのだから。
仙台に戻りました。その日は1月8日、成人式。
夜の街には、スーツや晴れ着姿の若者たちがあふれていました。
人の暮らしの場ではなくなってしまった陸前戸倉とのあまりの違いに、
戸惑ってしまい、感情の置き場を見失いそうになります。
けれど、はじけたような彼らの笑顔の裏には、
僕には想像もできないほどの痛みが刻まれているのかもしれない。
夜道の暗さとネオンの明るさが持つ意味が、
僕と彼らとでは大きく違ってしまっているのかもしれない。
旅のお伴にとカバンに入れた「星の王子さま」に、
こんな一節がありました。
「じゃ、さようなら」と王子さまはいいました。
「さよなら」と、キツネがいいました。「さっきの秘密をいおうかね。
なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ」
日程の都合で、まさに駆け足でしか滞在できませんでしたが、
それでも行くことができてよかったです。
見ておかなければいけなかったとも思いました。
でも、なにより大切なことは心の中で想うことなのだという気持ちも、
前にも増して強くなりました。
想像力と感受性を使うこと、その力が距離と出来事を超え、
途方もない事実と自分の普段の生活とを結ぶのだと思います。
この日感じたことを抱え、時には背負いながら、
これからも生きていきます。
前回の続き

小牛田駅に着きました。
陸前戸倉へ行くには、ここから気仙沼線に乗り換えないといけません。
でも電車で行けるのは柳津まで。
そこから先は、津波で線路が破壊されたため現在も不通になっています。
乗り換えの電車が来るのは、なんと4時間後!
タイミングが悪かったみたいです…

駅前で見かけた銅像です。かなりはげしく悩んでます。
こういう銅像って、なんなんでしょうね。いつも不思議。

近くを流れる鳴瀬川沿いを散歩。
渡り鳥の群れが空を横切っていきます。
静かで穏やかな眺め。


でもどうしても、草むらに分け入ることをためらってしまいます。
おそらくここにも放射能は降っているから。
東京にいる間からずっと、この不確かな恐れ、
目に見えない存在に脅かされているのを感じます。

柳津までの電車がやってきました。
柳津からは代行運転をしている路線バスに乗り換えます。


山あいの町をバスは抜けていきます。
車窓の眺めからは一見、地震や津波があったとは思えません。
それほど普通の田舎の町並み。
でも海へと通じる道に入った時、
あたりの風景が一変しました。
続きます。
先日宮城県に行きました。
行ったのには、バッヂを置いていただけるお店探しと同時に、
もうひとつ理由がありました。
それは、東京にいると伝わって来ない被災地の現状を、
すこしでも自分の目で見ておきたいということです。

仙台から電車に乗って、南三陸町の陸前戸倉を目指しました。

車内で見かけた広告です。
原子力安全・保安院が、お部屋の換気の大切さをアピールしています。
原発の安全管理も充分に出来ない保安院が、
窓を閉め切った際のCO中毒について注意を促す…
この広告はいつ頃から貼り出されているんだろう。

旅のお伴は、サン・テグジュペリの「星の王子様」。
こんな一節がありました。
“人は、気のきいたことをいおうとすると、なんとなく、
うそをつくことがあるものです。”
今回はスケジュールの都合で、ほんの短い時間しか
滞在することができませんでした。
ごく限られた範囲でしか被災地に接することができなかったことを、
心にとめつつ、なるべく正直に、感じたままを言葉にしたいと思いました。
次回に続きます。

宮城県に来ました。

なんと、仙台のbook cafe 火星の庭さんに、
一人デモバッヂ置いていただけることになりました!



古本屋さんとカフェがひとつになったおだやかな雰囲気のお店です。
こんなお店で朗読ライブができたらいいなあと思ったり。
仙台にお住まいの方や、仙台に行かれる方は、
ぜひ足を運んでみてください!
火星の庭さんのHPはコチラ
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一人デモバッヂは、こちらのイベントでも配布されます。
みなさまぜひ!
■「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」
プレミア上映会 神奈川県横浜会場
・イベントホームページ http://yokohama-tansui.com/index.html
・日時:2012年1/14日(土) 15:30~20:30
・場所:横浜情報文化センター6階情文ホール
tel 045-664-3737
・参加費:事前お申込 1000円(送料込) 当日参加費 1500円
※先着順230席まで
15:30~開場
16:00~開演
16:15~★ご講演★(約30分)
衆議院議員 河野太郎氏
17:00~映画「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」上演(83分)
18:30~ディスカッション
19:15(予定) 閉会
みなさま
明けましておめでとうございます。
去年はこの国の根底を揺さぶるような出来事があり、
まだそれは終わってはいません。
今年一年、また来年も再来年も、その先もずっと
自分自身がどう過ごし、どう行動するかが問われていると思いながら、
活動して行きたいと思っています。
みなさまがあたたかさに包まれ、実り多き年になりますように。
さて、去年の夏から始めた「”一人デモバッヂ”あげますプロジェクト」ですが、
もちろん今年も終わりません!
現在、新宿の映画館K’s cinemaさんで、ご来場の方にお配りしています。
さらに新年最初の動きとしては、1/14(土)に横浜で開催される
「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」の自主上映会の会場でも、
バッヂを配布していただけることになりました!
当日は、これまで国のエネルギー政策のおかしさを訴え続けている
衆議院議員の河野太郎さんの講演もあるなど、
とても力の入ったイベントになっています。
神奈川にお住まいの方も、それ以外の方も、
ぜひ足を運んでみてください!
■「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」
プレミア上映会 神奈川県横浜会場
・イベントホームページ http://yokohama-tansui.com/index.html
・日時:2012年1/14日(土) 15:30~20:30
・場所:横浜情報文化センター6階情文ホール
tel 045-664-3737
・参加費:事前お申込 1000円(送料込) 当日参加費 1500円
※先着順230席まで
15:30~開場
16:00~開演
16:15~★ご講演★(約30分)
衆議院議員 河野太郎氏
17:00~映画「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」上演(83分)
18:30~ディスカッション
19:15(予定) 閉会
ヒューマントラストシネマ渋谷での配布が無事終了しました。
たくさんの方に一人デモバッヂをもらっていただけて、
とても感激でした。
みなさま、本当にありがとうございました!



映画「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」は12/31まで、
ヒューマントラストシネマ渋谷で上映されますので、
ぜひみなさまご覧になってください。
また、一人デモバッヂの次回配布が決定しました!
「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」は
12/26(月)から新宿のK’s cinemaでも上映が開始されます。
その上映期間内、数量限定でご来場の方にお配りします。
ぜひぜひ、そちらにも足を運んでみてくださいね。
もちろん、utanohaホームページでも
バッヂの発送は受け付けていますので、
お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いします!
“一人デモバッヂ”あげますプロジェクト

ついに本日「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」
上映がはじまりました!

こちらは劇場受付に設置された一人デモバッヂコーナー。

ご希望のお客さまにお配りしました。
たくさんの方がもらって下さりました。ありがとうございました!

お客さまでにぎわうロビー。右側が一人デモバッヂコーナーです。
明日もバッヂは配布しますので、ぜひぜひみなさま劇場に足を運んで下さい!
「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」
* バッヂ配布日:12/17(土)、18(日)
[上映期間:12/17~12/30まで予定]
* 上映時間:12/17 10:00〜、12/18 10:40〜
* 映画公式ウェブサイト:http://www.4revo.org/
* 料金:一般1,800円/シニア1,500円/学生1,000円/毎週水曜日1,000円均一
* 会場:ヒューマントラストシネマ渋谷

いよいよ明日「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」公開です!
一人デモバッヂはもちろん3色とも配布されますので、
ぜひヒューマントラストシネマ渋谷へ足を運んでください!
上映時間は午前の10:00からです。
くわしい上映スケジュールはこちら